世界遺産、三池炭鉱宮原坑。
そういえばまだ行ってなかったことに気づき、行ってみました。
三池炭鉱宮原坑は延命公園の東向こう、宮原町、米生町にあります。
今回は実家の自動車で行きました。大牟田駅からバスで行くなら早鐘眼鏡橋のバス停で下車。
大牟田駅からならば自転車でも行ける距離。大牟田駅側の左手にある大牟田観光協会でレンタルサイクルを借りることができるようです。
今回は平日に行ったので駐車場はがら空き。駐車場は広く、休日に自動車で行っても駐車に困ることはないでしょう。たぶん。
下の写真は駐車場にあるトイレ。炭鉱電車の形をしてお洒落。
宮原坑は入場無料。有料の万田抗と比べると良心的。若干、観るところが万田抗よりも少ないですけども。
お願いすればガイドさんが宮原坑を案内してくれます。話が達者で非常に分かりやすく説明してくれます。時間は30分ほどでしょうか。折角なのでガイドさんに案内してもらうのをオススメします。
というか説明してもらわないと、素人には面白さが半分以上わかりません。
下の建物は休憩室だったらしい。
ここで炭鉱夫達が休んでいたと思うと感慨深い。
宮原坑は、「囚人労働」が行われていたのも特徴。実は三池工業高校は、昔、刑務所でした。三池炭鉱の労働力不足を補うために囚人を労働力として使っていたそうです。
当時は「修羅坑(しゅらこう)」と呼ばれていたほど、かなり厳しい労働環境だったようです。
哀しい歴史のある炭鉱跡でもあります。
宮原坑には簡易の休憩場所があります。アイスクリームが美味そうなので休憩がてら買って食べてみました。
もっちりしたアイスでなかなか美味い。上に乗っているのは石炭をイメージした黒っぽいクッキーの粉らしい。
カップにスジャータシルクアイスと書かれているので、ここだけの特別なアイスクリームってわけではなさそう。
駐車場と宮原坑は橋で繋がっています。橋の下には炭鉱電車の線路跡が。これも世界遺産らしい。
なんと言ってもガイドさんの説明がわかりやすい。宮原坑跡は入場料も無料ですし、ぷらっと世界遺産に触れるのにオススメです。
【三池炭鉱宮原坑跡】
福岡県大牟田市宮原町1-86-3
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