昨夜の探偵ナイトスクープの依頼は感動的な内容でした!
癌を患った母に思い出のラーメン、画竜軒(がりょうけん)のコチジャンラーメンを食べさせてあげたいというもの。
依頼者の熱意に応え画竜軒のコチジャンラーメンが一夜限りの復活!
依頼者が子供の頃、女手一つで家族をさせてきた依頼者の母。母親は毎日忙しい日を過ごし、家族全員で外に出かけることはほとんど無かったそうなんですが、唯一、家族で食べに行くことがあったのが、近所にあった「画竜軒」だったそうな。
この「画竜軒」のコチジャンを使ってコーンをトッピングしたコチジャンラーメンが、めちゃくちゃ美味しくて、家族全員、今でも思い出すラーメンなのだとか。
依頼者の母親に、探偵ナイトスクープではなく別の番組としてまた食べたい思い出の食べ物を取材したところ、躊躇無く、「画竜軒のコチジャンラーメン」と答えてました。
よっぽど美味しかったんでしょうね!画竜軒のコチジャンラーメン!
こうなってくると、自分も画竜軒のコチジャンラーメンを食べたくなってきました。
でも残念ながら画竜軒はもう店をやってないんですよね・・・。
店主は店を閉めて、北海道の旭川で陶芸家として暮らしてました。
28年も前のことですので、店主は当時のラーメンを再現できるか心配していましたが、依頼を快く承諾。わざわざ、北海道から大阪へ。
今回は、昔、画竜軒があった近所のラーメン店の厨房を借り、食材は当時のものを仕入れ、画竜軒のコチジャンラーメン、1夜限りの復活。
長いことコチジャンラーメンを作ってなかった画竜軒の元店主でしたが、10年作り続けていたラーメンでしたから、体が覚えていたようです。見事、コチジャンラーメンの復活!
依頼者も依頼者の母親も涙を流して感激していました。しかも真栄田賢探偵も画竜店の元店長も・・・。
確かに、子供の頃に食べた美味しい食べ物って忘れられないですよね。自分は地元の喫茶店で食べたピラフが忘れられません。めちゃくちゃ美味しかった。あの喫茶店、今も大牟田にあるのかないのか・・・。
画竜店コチジャンラーメンの今後の復活は?
それにしてもコチジャンラーメン、ラーメン好きの自分としては食べてみたい。
復活はないんですかね?
店主が北海道に居るので、店主自ら大阪でコチジャンラーメンを作ることはないでしょうけど。
唯一期待できるとするならば、厨房を提供してくれた「鶴麺(鶴見本店)」というラーメン店。
実はこの「鶴麺」のオーナーが子供の頃に「画竜軒」の大ファンだったそうで、ラーメン好きとなり、ラーメン屋を始めたとのこと。
今やアメリカのボストンに支店のラーメン店を出すほど。
今回の探偵ナイトスクープの取材時は、オーナーはアメリカのボストンに居たため、復活したコチジャンラーメンを食べることができなかったのですが、「鶴麺」の店長に「画竜軒のコチジャンラーメンのレシピを取得するように」と伝えてました。
なので、ひょっとすると「鶴麺」で画竜軒のコチジャンラーメンが復活する可能性があるかも。
しばらく「鶴麺」をチェックしとこう。
【鶴麺 鶴見本店】
住所:大阪府大阪市鶴見区鶴見5-1-9
因みに、この「鶴麺」、食べログでは、3.61の高評価!コチジャンラーメンなくても行きたくなりました。
画竜軒の影響が大きかったんでしょうね。
画竜店の営業当時はかなりの人気店
実はこの画竜軒の元店主、ブログをやってまして、2011年の記事に、ラーメン時代のことが書かれていました。
昭和56年4月ー平成2年9月まで
ぼくは大阪で「画竜軒」(がりょうけん)という名で
ラーメン専門店を商っていた。
8人も座れば満員の小さなお店。
最初はお昼間の営業だったが
徐々に深夜営業に変わっていった。
通称「コッチジャン」
エスニックブームや激辛ブームの前に
もう、辛いラーメンで人気が出ていた。
主に若い子に人気があって
大学生や暴走族のあんちゃんがよく来ていた
8人程度しか入れない小さなお店だったようですが、かなり人気のラーメン店だったみたいです。
かなりのファンがいたんじゃないかなぁ。
店が無くなって残念がっている画竜軒ファンは多いのでは。そういった意味でも今回の探偵ナイトスクープの放送を視て懐かしんでしる視聴者が多かったかも。
ちなみに、メニューの通称は「コッチジャン」だったようです。
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