久々、こくんぞさん(四山)に登って来ました。たぶん前に登ったのは10年以上前。
あ、上の写真は延命公園の展望台から撮った写真です。
それで・・・神社のあるこくんぞさんの頂上は昔とほとんど変わっていませんでした。懐かしい感じ。
しかし、子供の頃は何回も来て感じなかったことですが、大人になって来てみるとこんなに狭かったのかと思ってしまう。
急坂からこくんぞさん登山
こくんぞさんは坂道ルートと石段ルートが選べます。今回、行きは坂道ルートから。こくんぞさんの坂道はかなりの勾配のある急坂が特徴。
この坂道、体力がないとシンドイですが、距離がそこまで長くなく、お年寄りの方達も結構登っているので、運動不足の解消として良いかも。
坂を上りながら大牟田の眺望を楽しめます。
坂道を真っ直ぐ歩いていっても着きますが、途中で左折し鳥居をくぐるルートの方が近道です。
子供の頃に、下の写真の鳥居の上に石を投げて乗せて遊んでました。石が乗ったら幸運が訪れるとか誰かに聞いた。嘘か本当かわかりませんけど。
何度か成功しましたが、幸運が訪れたのか訪れてないのかわかりません。今考えると鳥居の上に乗った石が落ちることもあり危なそうなので、こんなことはやめときましょう。
四山神社
このルートから登ると右手に赤い鳥居が見え、正面に手水舎(ちょうずや)が見えて来ます。
ここで手を水で流して清めます。
左に行くと四山神社の本殿があります。
ここまで昔とほとんど変わってませんね。記憶が蘇ってきます。
下の写真の5円玉は昔はなかったはず。
四山神社の福銭五円は神様と金運にご縁があり、商売繁昌、縁結び、家庭円満にご利益があり、穴銭は望みが通るといわれています。
四山神社の五円玉にはご利益があるそうです。それでこんなモニュメントを置くようになったのか。
四山古墳
こくんぞさんに古墳があるの知ってました?自分はすっかり忘れてましたが、思い出しました。昔からありましたよね、これ。そうだ、そうだ、古墳があったんや。
中は大きな石が積んである。
四山自体が古墳っぽいですからね。神山と祀られていてもおかしくない。
こくんぞさんから島原が見える
本殿のある広場のここから島原が見えるはずなんですが、この日はあいにく天候が悪く雲って見えにくい。
下に見えるのは太陽光発電。昔は炭坑の社宅があったような・・・。
灯台と慰霊塔
灯台と慰霊塔はまだありますね。灯台はまだ使われているのでしょうか?
こくんぞさんにある慰霊塔は荒尾市の戦没者の御霊を祀る慰霊塔です。
慰霊塔建設記念碑
古来 平和の為の戰いと呼号し 幾
多の民衆の血を流した戰争の歴史は所
詮は 征服と屈従のあさましき人間の
生きる姿ではなかつたか。国の上に国
なく人の上に人なく 支配と隷従に関
りなき世(旧字)こそ 人間の求むる真実であ
る 日本は過去一世(旧字)紀に四たび戰い
世(旧字)界第二次大戰に敗れたが この長い
苛烈な戰いの後には世(旧字)界に四十数国の
獨立と民族の解放を齎らした それは
私達の指向する人の世(旧字)の姿への前進と
言へる 過ぎし悲惨な戰いの犠牲は思
い起すだに泪を誘うも後世(旧字)に残した功
は高い ここに荒尾市約二千柱の戰没
者の御霊を祀る
昭和三十八年九月二十九日
荒尾市長 古閑幹士
第二次世界大戦では大牟田も荒尾も空襲でたくさん亡くなった方がいたということですね。
展望台が出来てます!
こくんぞさんの南側、灯台と慰霊塔の近くは展望台として整備されてました。昔からこの場所はありましたが、展望台と名付けたんですね。
この展望台から荒尾競馬場跡、荒尾干潟を眺めることができます。
帰りは石段から
帰りは南側の石段から降りました。坂道と石段・・・坂道の方が楽?
下の写真は石段を降りて見上げた風景ところ。
まとめ
久々のこくんぞさん。昔と変わらず懐かしさがそのまま残ってました。これからも昔の面影を残して欲しいです。
ちなみに、こくんぞさん(四山)は大牟田市ではなく荒尾市です。
【こくんぞさん(四山)】
熊本県荒尾市大島818
コメント