iPhoneの写真撮影は手軽で便利。なのですが、いろんな機能が盛りだくさんで使いこなせていない。ということで、「たのしいカメラ学校の教科書 カメラ1年生 iPhone・スマホ写真偏」(矢島直美 著)を読んでiPhoneの写真撮影について勉強してみました。
初心者用の本なので、とても分かりやすい本でした。機械音痴でほとんどiPhoneのカメラ機能のことを分かってない人でも理解でき、より綺麗な写真撮影が可能になると思います。
著者の矢島直美さんはAppleのiPhoneカメラのセミナーで講師も務める先生
「たのしいカメラ学校の教科書 カメラ1年生 iPhone・スマホ写真偏」の著者は、矢島直美さん。
株式会社エチカ代表。株式会社第一プログレス在職中に雑誌『カメラ日和』を企画。カメラと写真にまつわる面白さを等身大に伝える雑誌として、女性を中心に好評を博す。2008年より編集長に就任。同年に写真教室「カメラ日和学校」開校。独立後はカメラ・写真の魅力を伝えるべく、暮らしにまつわるさまざまな媒体の編集を行い、企業広告等の企画・撮影も手がけるなど活動の幅を広げる。2016年に広く一般向けの新しい写真教室「たのしいカメラ学校」をスタート。カメラの使い方・撮り方の基本から写真を使ったものづくりの講座まで多彩な講座を行い、東京を中心に全国で写真講座を開催。その他企業・自治体向けのカメラ研修のほか、Apple JapanのiPhoneカメラセミナー、住田美容専門学校の撮影講座の講師を務める。写真教室の受講生は延べ7,500人(2019年3月現在)。写真教室のレッスン内容をまとめた著書に『カメラ1年生 デジタル一眼カメラ編』『カメラ1年生 iPhone・スマホ写真編』(共にインプレス刊)がある。
iPhone歴は10年だそうです。iPhoneだけでなくデジタル一眼レフカメラ撮影も熟知されているので、機能に頼らない基本的なカメラ撮影に詳しい。
AppleのiPhoneカメラセミナーの講師も務められているので、iPhoneカメラの著者として便りになります。
基本的な写真撮影から高機能撮影まで網羅
「たのしいカメラ学校の教科書 カメラ1年生 iPhone・スマホ写真偏」では、写真撮影の基本からiPhoneの高機能を使った写真撮影まで書かれています。
2018年12月21日初版第1刷発行なので、新しく出るiPhoneやiOSには対応できていないところが出てくるかもしれませんが、ほぼ全ては網羅できているんじゃないでしょうか。
因みに、2018年12月21日時点の最も新しいiPhoneシリーズは、iPhone XS,iPhone XS MAXです。
カメラ入門者への簡単テクは画面いっぽいに撮影すること
カメラ入門者にオススメの簡単テクはiPhoneの画面いっぱいに撮影することだそうです。
画面いっぱいに撮影することでインパクト大になるのだとか。
被写体が全部入らなくてもOKだそうで、逆に撮りたいものを全部入れようとすると散漫な印象になってしまうこともあるらしい。
インスタグラムとかにアップする写真とか、この簡単テクが役に立ちそうです。
カメラ撮影は光が大事
カメラ撮影はやっぱり光を意識することが大事。iPhoneでも同様。
青空を背景とした桜や雪山とかの写真は、綺麗ですもんね。
また「逆光」を利用するのも一つのテクニックとのこと。iPhoneで逆行撮影するばあい、暗く写ってしまいますが、その時はiPhoneで明るさのコントロールをしてやると明るく撮影できます。
AE/AFロック機能
iPhoneにもAE/AFロック機能があるとは思ってましたが、やり方は知りませんでした。この「カメラ1年生」で初めて知りました。
まず構図を決め、ピントをタップした時に軽く押し続けてると、上部に「AE/AFロック」という表示が現われます。これでピントと明るさがロックされます。
同じ被写体を同じ構図で何枚も撮影する際に便利です。
もちろん、iPhoneを動かしてしまうとピントがずれるので注意が必要です。
ちなみにAE/AFとは、AE=ピントで、AF=明るさ のことです。
Live Photosとは?
iPhoneを使い始めて「Live Photos」という機能が気になったのですが、イマイチその機能のことを理解してませんでした。
「Live Photos」をONにすると、撮影の際にカシャ!っというシャッター音が無くなる(目立たない音になる)ので、シャッター音を消したいときに使う機能かと思ってました。
実際は、「Live Photos」は写真と動画が一緒に撮れる機能なんだそうです。この「カメラ1年生」を読んで初めて知りました。
ホント、適当に使ってましたwww
「Live Photos」ではシャッターを切った前後の1.5秒ずつ(合計3秒)の動画になります。音の記録もOK!その中から最もお気に入りの静止画を切り出すことも可能です。
Live Photos機能で長時間露光や人を消すことも可能に!
Live Photos機能で便利だなと思ったのが、長時間露光や人を消すことが可能になること。
長時間露光では動いているものを流れるような写真に加工できます。
また動いている人や乗り物を景色から消すこともできます。景色の写真をブログやインスタにアップする際に人が邪魔やなぁってときに便利ですね。
まとめ
iPhoneカメラの機能を知っているのと知らないのでは、写真撮影では大違いですね。iPhoneにはせっかく高性能なカメラ機能が搭載されているので、使わないのはもったいない。
「たのしいカメラ学校の教科書 カメラ1年生 iPhone・スマホ写真偏」で読んだテクを使って、これからはレベルの高いiPhone撮影に挑んでみたいと思います。
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