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描写が難解なジャック・ロンドンの「白い牙」

ジャック・ロンドンの「白い牙」という本を読んでみました。

白い牙

古く有名な小説なので知っている人は多いかも。日本語翻訳は白石佑光氏。

「白い牙」のあらすじ

「白い牙」とは北アメリカのオオカミを描いた小説。時代背景はゴールドラッシュの時代。

オオカミ犬の子供として野生の中で生まれたオオカミ。インディアンにホワイト・ファングと名付けられ、インディアンとの生活の中で迫害を受けて愛を知らない兇暴なオオカミに成長。その後、残忍な白人に引き取られて強引に犬と死闘を強要されて更に恐ろしく誰も信じないオオカミへ。そこに新たな白人が現われ、ホワイト・ファングを助け出して新たな主人となり、愛を教えて主人に忠実なオオカミに変貌するといったあらすじ。

描写が難解ですっと読めない

自分だけかもしれませんが、「白い牙」の文章の描写が独特で非常に難解に思えました。イメージしにくく、すっと読めない。本好きの人は苦にせず、すっと読めるのかもしれませんけど。

原作がそもそも難解な描写なのか翻訳で難解になったのかはわかりません。子供の頃に読もうとしたら挫折したかも。

自分だったら、夏休みの宿題の読書感想文に「白い牙」は選ばないかな。

オオカミを叩いて躾けるとか無謀すぎる気もする

「白い牙」ではホワイト・ファングをこん棒で叩くという描写がいくつかありますが、犬の血が混じっているとはいえほぼオオカミである猛獣を、叩いて躾けるとか無謀すぎる気もしました。

叩いたら反発されて襲われるんじゃなかろうか?

動物は愛情を持って飼わないとお互いに哀しい

オオカミを叩いて矯正するって、今とはまったく違う考え方で躾をしてたというのは哀しい話。犬も叩いていたんでしょうけど、叩いて躾をしても怖さと痛さで言うことをきくだけで本来の人と犬の信頼関係は育たない。

ホワイト・ファングは人はもちろん犬やオオカミに対しても愛情を持たず、孤独に生きていきますが、物語の後半、ウィードン・スコットに出会うことによって愛というものを知り、孤独から決別できることになるのが救いのある話となりました。

オオカミや犬に限らず、ペットを飼うなら愛情たっぷりに飼いたいですね。お互いに信頼関係がなければ動物を飼う意味はない気がします。研究で飼育するのとは違う。

まとめ

「白い牙」は読むのが難解。苦労しました。後半は馴れてきたのか読むスピードは少し速くなりましたけど。

後半のウィードン・スコットとホワイト・ファングのお互いの信頼関係には感動ものです。

「白い牙」を読むと大型犬飼いたくなりますが、大型犬を飼うのは大変なので飼う前によく考えましょう。


白い牙改版