さくらももこのエッセイ集が面白いので「さくら日和」も読んでみた。
「もものかんづめ」など初期のエッセイ集に比べると、若干パワーが落ちたかな。
さくらももこ夫妻の離婚報告
まずはさくらももこ夫妻の離婚報告から始まりました。
さくらももこさんは、1989年にりぼんの編集者であった富永正隆さんと結婚しており、離婚したのは1998年。
丁度のこのエッセイの発行に間に合ったので、離婚報告をすることにしたらしい。
具体的な離婚の原因は書かれて無かったが、「別れた夫とは今後一切関わりたくない」と書かれてあるので、相当な仕打ちをされたと推測される。
ネットで調べてみると、離婚原因が書かれてますが、ここでは触れないでおこうと思います。
若干の物足りなさを感じた今回のももこエッセイ集
これまでのさくらももこさんのエッセイ集は抜群に面白かったのですが、今回の「さくら日和」では若干の物足りなさを感じました。
「さくら日和」はさくらももこさんの近況を綴った内容です。なので一般人の自分とはかけ離れた日常っぽいので、あるある感が感じられず物足りなさに繋がったのかもしれません。
世間一般の評価はわかりませんが。
賀来千賀子の兄はさくらプロダクションの社員
離婚の際に、さくらももこさんが家を脱出するために大いに協力してくれたのが賀来千賀子さん一家だったらしい。賀来千賀子さんと言えば旦那は宅麻伸さん。
賀来千賀子さんとさくらももこさんは大親友とのこと。これも驚きでしたが、賀来千賀子さんの兄がさくらプロダクションの社員というのも驚きでした。
さくらももこの家脱出の際に大いに活躍したのが賀来千賀子さんの兄だそうで、さくらさんがスカウトしたとのこと。元セゾングループに勤めていて、社長秘書を担当していたとのことで、会社員としても優秀。
さくらさんは亡くなりましたが、さくらプロダクションは健在なので、賀来千賀子さんのお兄さんも手腕を振るっていることでしょう。
さくらももこの周りは楽しそう
「さくら日和」を読んで思ったのは、さくらももこさんの周りは楽しそうということ。新福さんを思いっきりたたえるパーティの話とか、くいしんぼう同盟の食事の話とか、めっちゃ楽しそうでした。
まとめ
個人的には物足りなかった「さくら日和」。「あのころ」に続く「まる子だった」「ももこの話」はまだ読んでないので、この2作にこうご期待。
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