ブームをつくる 人がみずから動く仕組み(殿村美樹)のレビュー

殿村美樹さんの「ブームをつくる 人がみずから動く仕組み」を読んでみたのでレビュー。

ブームをつくる 人がみずから動く仕組み

殿村美樹さんはブームの仕掛け人、PRプロデューサー。

殿村美樹さんは、「ひこにゃん」「今年の漢字」「うどん県」など、プロデュースし、ブームを起こした方。「ひこにゃん」も「今年の漢字」も「うどん県」もプロのPRプロデューサーが仕掛けていたんですね。

今まで、何も考えずに、のブームを眺めたり、ブームに乗っかったりしてましたが、ちょっと見かたが変わりました。

PRの理想は、ターゲットの個人が主体的に動き続けることだそうです。ターゲットとする個人が自ら動いて、口コミしてくれたり、SNSに投稿してくれたりすることで、情報が拡散してくれ、ブームが起こります。

一時的なブームでは終わらず、「今年の漢字」のように社会に定着し、長年に渡って継続されることも重要。そこがPRプロデューサーの腕の見せ所です。

一般的な広告・宣伝とPRは同じ意味に思ってましたが、中身は違うとのこと。PRは「Public Relations」の略語。多くの人々に知らせて、社会に好ましい信頼を得るという意味があるそうです。ただの宣伝とは違います。

広告・宣伝とPRの違いを説明するのにイソップ物語の「北風と太陽」を例として書かれてました。北風が広告・宣伝、PRが太陽。何かイメージ湧きますね。

理想のPRを実現するには、「平均的国民」の感性が必要とのこと。殿村さんは、日々、「ファッション感覚」「スーパーマーケットの商品価格」「テレビドラマ」の三つを常に意識されているそうです。

ちなみに、最近の広告の手法には、新聞記事やテレビ番組の体裁により近付いた表現方法がたくさん増えているそうです。

テレビ番組でよくやっているグルメの紹介。実は金銭的対価をともなう広告枠になっていることがあり、CMのような位置づけになっていることがあるのだとか。

テレビ番組で、前半の報道に続いて、後半に巷の人気飲食店を紹介する情報番組の構成になっている場合、怪しいらしいです。

広告なのか単に情報なのか、区別がつかないのは気になりますね。

PRの仕事って面白そうですね。若かったらやってみたかったかな。

そういえば、「プレスリリース自動作成サービス」の紹介がありました。プレスリリースとはメディアを通して世の中に情報を提供する手法。無料で公開(http://tm-project.jp/company/step_02/index.html)されているそうなので、興味のある方は使ってみては。

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