割り悩み事の9割は捨てられる?捨てられるものなら捨てたい。ということで、植西聰さんの「悩みごとの9割は捨てられる」を読んでみた。
心を楽にして、穏やかな気持ちで暮らすこと。それが幸福な生き方とのこと。
お金があってもなくても悩みは尽きぬ。低い地位でも高い地位でも悩みは尽きぬ。幸福な人生は、お金や地位で決まるものでもないようです。
「幸福」は、その人の「心のあり方」と比例しています。
「幸せだな」と感じるとき、心はとてもおだやかな状態です。
P16
心が穏やかなとき、幸せな時を生きていると考えて良いのかもしれません。普段生活していると気づかないですけど。気をつけておこう。
三船久蔵がおもしろいことを述べています。
「柔道の試合において、相手に勝ちたいと意識して体を動かすと、かえってうまくいかない。勝ちを意識せず、自然に体が動いているときに、強い相手を倒せる。そういう『自然な動き』を身につけるために修練を積むのである」
P108
他のスポーツや仕事でも通ずる話ですね。変に意識しすぎると上手くいかないってことよくある。成功するには自然体が重要。その自然体を習得するために練習や勉強をするってことですかね。
「温かい心を持ってこそ、感情的にならずに、冷静に物事を考えることができる。それが結局、問題解決のいちばんの近道になる」
P20
問題が起こると熱くなって感情的になる人がいますが、確かに、そんな人は問題解決ができませんね。問題が起きてからこそ、冷静に、冷静に。。。
ノーベル平和賞を受賞したマザーテレサは、次のように言っています。
「いちいち人のことを批判していたら、人を愛することを忘れる」
P26
批判や批難からは何も生まれないそうです。確かに、批判や批難ばっかりする人と喋っていると嫌になっちゃいますね。敵の党の批判ばっかりしている政治家も信用できないです。批判するにも、その前に愛がないと駄目みたい。気をつけよう。
不安に感じることの多くは根拠のないものです。
したがって、軽く受け流してしまっても何の問題もありません。
P86
なんとなく不安になることは多い。根拠がないなら気にしてもしょうがない。楽天的に考えて、不安を受け流す方が、気が楽だし、毎日楽しく生きられそう。ラテン系な考え方?
スタートを切ることをためらっていると、気持ちが苦しくなるだけです。
まずはスタートを切ってしまいましょう。あとのことはスタートしてから考えればよいのです。
P88
新しいことを始めるとき、不安でなかなかスタートできないことは多々あります。それだとなかなか先に進めません。新しいことの内容にもよりますが、さっさとスタートを切るのが良いのかも。後でなんともでもなりそうなので。
悩みごとの9割を捨てれるかはわかりませんが、この「悩みごとの9割は捨てられる」を読んでみて、今抱えている悩みについて少し楽になりました。
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