雑談好きそうやなー、百田尚樹さん。そんなイメージの強い百田さんの雑談の本、「雑談力」を読んでみた。
「雑談力」を読んで雑談力がつくかどうか分からんけど、内容はめちゃ面白い。
雑談力をアップさせるポイント
面白い雑談をするにはポイントを押さえていると良さそう。
- 起承転結が基本
- つかみが大事
- 質問から入る
- 常識を揺さぶるような話から入る
- 単純なウンチクはつまならい
- 数字は重要
- 面白い話にはストーリーがある
- 話の急所を理解しておく
- ストックを持つ
- 自慢話で人を感動させるのは難しい
- 失敗談ほど面白いものはない
- 雑談で選ばない方が無難なテーマは話題にしない
起承転結が基本
面白い話は、起承転結の構成になっているそうです。小説や漫画もそうですが、起承転結って重要ですね。起は導入、話が動きだすのが承、あっと驚く展開になるのが転、オチが結。
意識したことないと難しいですが、これからは意識してみるかな。
つかみが大事
つかみは重要ですね。漫才とか落語とか、つかみが面白くないと観たくなくなっちゃいますからね。百田さんの小説もつかみを非常に気をつけて書いているそうです。
話の急所を理解しておく
当然のことながら面白い話には必ず急所があるそうです。急所を伝えたいために、その話が言えるといっていいでしょう。
逆になんでもない話でも語る順番を変えるだけで、面白い話に。コレ、滑らない話のネタを思い出すと理解できます。
ストックを持つ
面白い話をする人は、いつも即座に面白い話が出てきますが、当然、話のストックが多いということ。なので常にネタを仕入れるという姿勢が大事。
本や新聞を読む時も、テレビを観る時も、人の話を聞く時も、「面白いと思えば、それを覚える」という気持ちを持ちましょう。そういう気持ちでいると、情報の頭への入り方がまったく違ってきます。
面白いと思ったら、その事を覚えるって気持ちが大事なんですね。自分は面白い事があっても、何時間かするとなんやったっけ?と忘れてしまう派。これじゃだめですね。
ちなみに、この「ストック」を持つのところで出てきた雑談に、「銭湯の話」と「公衆トイレ」の話が書かれていたんですが、小噺みたいなめちゃ面白い話でした。興味のある方は是非、「雑談力」で確認して下さい。
失敗談ほど面白いものはない
これはよくわかりますね。失敗談は面白い。失敗しても笑える話だったらネタのストックが一つ出来るので逆にラッキーかもしれませんね。
ただし、面白い失敗談でも話の構成が悪かったら笑えないので、構成をよく考えて話した方がいいでしょうね。せっかくの爆笑ネタが滑ってしまうともったいないので。
百田尚樹の雑談はやっぱり面白い
この「雑談力」には百田さんの持ちネタ?が、雑談の例としてたくさん出てきます。それが面白いんですよね。この話を読むだけでも損はなし。また、このネタを自分のものにしたら、雑談にも困らないかも。
百田さんのネタは知っている人もいるかもしれませんが、話し相手がその話を知っていても問題はないそうです。それはそれで盛り上がるので。
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