さくらももこのエッセイ、「もものかんづめ」が面白すぎたので、引き続き「さるのこしかけ」も読んでみました。
さすが「さるのこしかけ」もオモロイ!
痔にはドクダミの汁がきくらしい
「もものかんづめ」では水虫にお茶っぱが効いたという話でしたが、今回、痔にはドクダミの汁が効いたという話。
民間療法ですが、本当に効いたらしい・・・。
痔の痛みに対して、
尻の穴で壇ノ浦合戦が始まったようだ
肛門でジャズの特別演奏でもやってくれてる気がする
肛門の特別演奏はジャズからベートベンの”運命”に変わった。ジンジンからジャジャジャジャーンになっていしまったのである
という表現が秀逸すぎて笑った!
ぐうたらの極意
さくらももこさんはぐうたらするのが好きなんだそうな。ま、人間だれでもぐうたらは好きでしょうけど。自分も休みの日はぐうたらしてます。
ぐうたらするのに、コツとか心構えとか考えたことなかったですが、極意があるんですね。
室内温度は快適な温度にとか、面倒な人物に面倒なことを言われないようにしておくとか、読んでてナルホド!と。
ぐうたらも奥が深い。
お見合い騒動
ももこさんの姉のお見合いの話し。
お姉さんの20歳くらいのとき、お嫁に行きそびれることを心配したお母さんがお見合いの話を持ってきて、お姉さんが嫌がるという、どこにでもありそうな話しでした。
そんな話をこんなに膨らませれるって凄いですね。
お見合いの相手はメガネのヤサ男だったそうで、
姉は泣きながら「べつにいいもん。だって・・・・・・だって・・・・・・あの人、ドイツ人と日本人の国民性の違いなんて質問してくるんだよ。おかあさん、答えられる?」とつぶやいた。
”ドイツ人と日本人の国民性の違い・・・・・・”三人の脳裏には、ソーセージしか浮かばなかった。
電車の中で読んでいたのですが、不覚にも思わずニヤリとしてしまった・・・。
このお見合いは断ったらしいですが、その後、お姉さん、結婚できたのでしょうか?
まとめ
「さるのこしかけ」も面白かったので「たいのおかしら」も読む予定。
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