夏休みってことで赤松弘一氏著の「父と子のいきもの不思議探検」を読んでみた。
生き物好きなら興味深い内容。
赤松弘一さんは、関西の理科教師のようです。こんな本を発行してるくらいですから、その筋では有名な教師なんでしょうか?
家族と公園とか山とかに出かけて行って野生動物や植物やら自然と触れ合っているようで、なんとも羨ましい。
活動の中心の舞台は関西圏のようで、関西在住の生き物好きには面白く読めるかも。
で、気になった内容もメモ。
イシガメを捕まえた場所
赤松弘一さんの息子がイシガメの子、ゼニガメを捕まえたのは夢前の森公園。夢前の森公園は兵庫県姫路市にある自然豊かな公園のようです。
イシガメは山地の清流や山間の湖沼など、水のきれいな所に棲み、家の近くではまず見ることはなかった。したがって当時イシガメは伝説的存在であった
とこの本で書かれているように、確かに野性のイシガメは憧れのカメでした。大人になってこそ大人の野生のイシガメは見たことあるものの、野性のゼニガメ(クサガメではなくイシガメ)は見たことなく、いつか見てみたいもんです。
イモリがいる場所
イモリがいる場所も書かれてました。兵庫県神崎郡神河町の砥峰高原、兵庫県三木市の山の中の小さな川、高知県鏡村の水田。
子供の頃、田舎の山の中の小川で野生のイモリを見たことありますが、それっきり。また野生のイモリを見たいと思いつつ、大人になってからは野生のイモリと再会したことなし。
オオタカの目撃場所
神戸のハーバーランドの空にオオタカを目撃したそうです。街や郊外で見かける鷹っぽい鳥は間違いなくトビだそうで、オオタカは絶滅危惧種でもあって街で見かけることはまずないそうです。
近くに六甲山もあるのでありえるかもしれないですね。
おまけの細密画の書き方
「父と子のいきもの不思議探検」にはリアルな生物の細密画が載っているのですが、赤松さんが描いたもののようです。めちゃリアル。付録にこの細密画の描き方が載ってました。なるほど、こんな感じで描くんですね。描ける描けないは置いといて、参考になりました。
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