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老人と宇宙(ジョン・スコルジー)を読んだ感想

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「老人と宇宙(そら)」というジョン・スコルジー氏著のSF小説を読んでみました。

 


老人と宇宙 (ハヤカワ文庫SF)

 

読み終わって何の感動もなかったものの、読み始めると止まらない軽い面白さのあるSF小説でした。

 

 

あらすじは・・・

地球の人類が、宇宙にある様々な惑星コロニーを造り、植民地化にしている未来時代の世界の話。老人しか入隊できないというコロニー防衛軍。一度入隊すると地球には戻れない。地球人にはコロニー防衛軍の詳細はシークレットになっていて、主人公の老人は入隊すると健康な体を手にできることだけ知り、他の詳しいことは何も分からずに入隊。

入隊すると、遺伝子操作などでたくましく頑強で若い肉体を手にする。姿は自分の若い頃に似ていて、この逞しい新しい体で宇宙のエイリアンたちと戦うことになる。

・・・てな感じです。

 

新しい肉体は、人類の体が進化した力を持ち、力は増強され頑丈な体となっています。要は人間兵器って感じでしょうか。

 

この若くて逞しい肉体を手に入れた男女の老人達、生まれ変わって最初に何をやると思います?リアルな話し・・・。

 

若いっていいですね。体を若くできるなら若くしたい、記憶はそのままで。

 

この「老人と宇宙」の場合は、凶暴なエイリアンと戦わないといけないので大変すぎますけど。

 

物語の設定も違和感がなく、内容も面白いので退屈することなく、読めますが、ただ読み終わった後に何も残らなかったというか・・・。感動ちっくなものがなかったですね。

 

この「老人と宇宙」の著者、ジョン・スコルジーはもともと人気ブロガーで、自分のサイトにこの「老人と宇宙(Old Man’s War)」連載していたそうで、それが大手出版社から書籍化され、あれよあれよとヒューゴ賞候補となり、新人賞のジョン・W・キャンベル賞を受賞したそうです。

 

ブログに掲載する前に出版社に原稿を持ち込んでも相手にされなかったようですけど、ブログに掲載してたちまち書籍化され賞まで取るなんて、凄い時代になりましたね。

 

自称小説家や漫画家で、作品が大手出版社に相手にされなくても、ブログやサイトに掲載することで、実力さえあれば夢が叶うかもしれませんね。

 

 

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