トウブドロガメの室内飼育用に、亀用フィルター、水作の「タートルフィルタープラスS」を購入し、設置してみました。
ニホンイシガメ用にはGEXの「カメ元気フィルター」を使用してますが、トウブドロガメ用には違う亀用フィルターを使ってみたく、水作の「タートルフィルター」を購入してみた次第。
水質を綺麗にしたいという目的もありますが、寒くなってきて水中ヒーターを使う際に、水槽内に水流を作って熱を分散させる目的もあります。
水作タートルフィルタープラスSとGEXカメ元気フィルターの仕様比較
水作タートルフィルタープラスSとGEXカメ元気フィルターの仕様の比較は以下の通り。
サイズはGEXカメ元気フィルターが若干小ぶりで、吐出量も大きいです。フィルターも活性炭をゼオライトにプラスして活性炭を使用しています。
ただ使った感じでは、脱臭効果やフィルター能力に差は感じられません。
水作タートルフィルタープラスSの仕様
- サイズ:幅7.0×奥行4.0×高さ15.7cm
- 吐出量:2.5~3.0L
- 適正水量:23L以下(30~40cm以下の水槽)
- フィルターの特徴:プレフィルター+交換ろ剤+ゼライト
GEXカメ元気フィルターの仕様
- サイズ:幅6.6×奥行5.0×高さ14.2cm
- 吐出量:3.1L/分(50Hz)、3.5L/分(60Hz)
- 適正水量:水容量40L以下の水槽用
- フィルターの特徴:ゼオライト+活性炭
水作タートルフィルタープラスSのセットとろ過材
GEXカメ元気フィルターはろ過材カートリッジ方式になっており、ゼオライトろ材と活性炭入りろ過材が一体となっているのでセッティングが簡単ですが、水作タートルフィルタープラスSの場合は、ゼオライト、交換ろ材、プレフィルターがバラけているので、若干セッティングが手間です。
とは言っても難しくもなく、面倒でもないので、問題はないです。
タートルフィルタープラスSの交換ろ材は、特殊素材三層構造マットになっていて、ここにバアクテリアが住み着いて生物ろ過が期待できるそうです。
ただし、カメの糞を、このフィルターの生物ろ過で分解できるとは思えません。
また水換えの際に、塩素の入った水道水を使うとバクテリアは死滅するため、塩素を抜かないといけないのですが、毎回の水替えに塩素抜くとか面倒なので、自分的には生物ろ過の効果は期待してません。
ゼオライトは袋から取り出して、ろ材ケースに詰め込みます。
なのでゼオライトは何でも使えます。ゼオライトの吸着効果は2週間。その交換には、タートルフィルター専用のゼオライトではなく、安価なゼオライトを使うと節約できるかもです。
タートルフィルタープラスSのシャワーヘッド
タートルフォルタープラスSは、シャワーヘッドのパイプの組み合わせで高さ調整ができるのが特徴。高さ調整用に何種類かのパイプがセットされています。
GEXカメ元気フィルターには高さ調整用のパイプはありません。パイプは上下に動くので、少しは高さ調整できますが。
タートルフォルタープラスSのシャワーヘッドは高めに調整しているのですが、トウブドロガメ君はすぐにシャワーヘッドを下げてしまうので、高さ調整はあんまり意味がないかも。
ニホンイシガメ君の場合は破壊しかねない。
水作の「タートルフィルタープラスS」のモーター
水作の「タートルフィルター」のモーターもGEXの「カメ元気フィイルター」と同じく、水中式モーターで静穏設計。どちらも音が静かで、モーター音はほとんど気になりませんでした。
パワーヘッド(水中ポンプ)の掃除の際の分解も同じような感じで、仕組みはほぼ一緒なんでしょう。
吸盤はしっかりとくっつき、本体は横置き縦置きOK
「タートルフィルタープラスS」の置き方は、「カメ元気フィイルター」と同じく、横置き、縦置き、いずれもOK。
吸盤も同様に付いており、水槽にキッチリと吸い付きます。トウブドロガメの力では動きません。
吸盤はしっかりとくっつくので、本体を水槽から取り出すときに吸盤が外れてしまうのが面倒。「カメ元気フィイルター」もそうなんですけど、コレ、いい方法ないんですかね。
水作タートルフィルターSを使用したまとめ
トウブドロガメ室内飼育用に、水作タートルフィルターSを使ってみたのですが、特に問題はないです。使い始めてまだ1ヶ月ほどですが、GEXの「カメ元気フィイルター」とあまり差は感じられません。
ゼオライトを頻繁に交換したい人は、水作タートルフィルターSの方は専用のゼオライト以外も使えるので、普段のメンテのコストは低く抑えられるかもです。
また大き目の水槽で大型の水棲亀陽にフィルターを設置したい場合は、タートルフィルターL2を使うのが良いでしょう。
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