メンタル弱いので、百田尚樹氏の「鋼のメンタル」を読んでみた。
百田尚樹氏といえば、どんなに炎上しても言いたいことを言うという、鋼のメンタルの持ち主のイメージが強い。
鋼のメンタルの持ち主がどんなこと書くんやろという興味津々で読んでみました。
実はメンタルが弱いらしい
百田さん自身の評価は、実は精神力が強いわけでなく、すぐにへこむ性分で、メンタルは弱いそうです。
このメンタルが弱いゆえ、鋼のメンタルの持ち主と見られている逆説的な説明をされてました。
例を挙げて話されたのはイソップ寓話の「樫の木と葦」という話。
「樫の木と葦」を簡単に話すと、樫の木は硬くがっしりと地面に根を張っているので、弱い風ではびくともしませんが、耐えられる以上の風力が起きると根元から倒れてしまいます。
一方、葦は弱い風が吹くだけで頭を垂れてしまいますが、強い風が吹いても風にまかせて体が流されるだけで根元から倒れることはありません。
つまり、ストレスに負けない強い精神力の持ち主はある程度までのストレスには耐えうることができますが、耐えうる以上のストレスがかかるとポキッっと心が折れてしまいます。
弱いメンタルの人は、ストレスがかかるたびに耐えることはなく、すぐにへこんで弱音を吐いてしまうので、逆に心への疲労がたまらず、その後は回復し、突然心がポキッと折れることはないのだとか。
確かにそうだと思います。
ストレスを感じていても我慢しているといつしか心が折れてしまいます。その都度、ガス抜きしてストレスを溜めないのが、鋼のメンタルに繋がるんでしょうね。
百田流の恋のアドバイス
「鋼のメンタル」には百田流の恋のアドバイスが書かれてました。
愛の告白をしてふられても、それはまったく失敗ではなく、スタート地点にたったようなものとのこと。
女性は、恋の対象ではない男性から告白されても「はい」と答える人はいないが、OKしなかっただけで脈がないわけではない。この告白以降、告白された女性が告白した男性の見る目が変わるのだとか。
というこで告白してからがスタートなので、ここから頑張りましょうってこと。諦める必要はないのだそうです。
これも確かに!と思いました。告白したからって嫌われるってことはなく、告白した後、時間が経てば好意を持ってくれることもあるのかな。
若い頃に知りたかったですね。これは。
とは言っても、ストーカーのような行為はやめましょうね。確実に嫌われるし、警察に捕まります。
まとめ
ものは考えようってことですね。書いてあることを全て真似して鋼のメンタリストになることは難しいかもしれませんが、考え方の参考にはなりました。
まったく話はそれますが、百田さんのツイッターを見ていると、しょっちゅう口論されてますね。結構、笑ってしまうこともしばしば。
ひょっとすると、フォローワーとの口論も百田さんのストレス解消の一つなのかも。
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