角川まんが科学シリーズの「どっちが強い!? ライオン vs トラ」に引き続き、「どっちが強い!? ゴリラ vs クマ」を読んでみました。
ただどう考えてもクマの方が強いと思いますが、本の中ではどう描かれているのでしょうか?
いまいちパッとしない結末
そもそもなぜゴリラ vs クマをテーマにしたのが分らない。
生息地を考えても絶対に出会わない動物同士ですし、実際に出会ったとしても戦うことはないでしょう。
ラストで戦ったのは、ローランドゴリラとヒグマ。
ローランドゴリラの雄の大きさは、身長1.7メートル、体重135~180kg。
対してヒグマは、体長1.4~2.8メートル、体重100~635kg。
体格差は歴然。
ゴリラはキングコングのイメージがあるのでデカイイメージがありますが、意外と小さい。
ゴリラの性格も攻撃的な性格ではないそうです。
ゴリラとヒグマの戦いの結果は明らかと思いますが、さてどっちが勝ったでしょうか?
ネタバレはできないので、興味のある方は「どっちが強い!? ゴリラ vs ヒグマ」でご確認を。
ちょっと納得はできない戦いだったと一言添えておきましょう。
クマは世界に8種類
クマは世界に8種類いるそうな。以下の8種類です。
- ヒグマ
- アメリカクロクマ
- マレーグマ
- ナマケグマ
- ホッキョクグマ
- メガネグマ
- ツキノワグマ
- ジャイアントパンダ
意外と少ないイメージ。
日本にいるのはヒグマとツキノワグマ。日本に8種類のうち2種類いるとは。
ちなみにレッサーパンダが入っていない。
ジャイアントパンダがクマの仲間であることはすでに有名ですが、レッサーパンダは実はクマ科ではなく、レッサーパンダ科。
ジャイアントパンダとはまったく別の科。
人とチンパンジーの遺伝子は98%同じ
哺乳類の中でも知能が最も高いとされているのが霊長類。
霊長類の中に類人猿があり、類人猿には小型類人猿と大型類人猿があります。
知らなかったのですが、テナガザルは小型類人猿に属し、頭脳は優秀。
大型類人猿には、ヒトをはじめ、お馴染みのチンパンジー、ボノボ、ゴリラ、オランウータンがいます。
その中でもチンパンジーは、遺伝子が人と98%同じらしい。
こんな頭の良い類人猿たちを動物園の檻の中で飼育するのはちょっと抵抗を持ちました。
まとめ
クマや猿の生態などを学ぶのには初心者には丁度良い本。
クマとゴリラの戦いは期待できませんが、子供には新鮮な情報が学べて楽しめると思います。
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