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半沢直樹「アルルカンと道化師」を読んだレビュー

終っちゃいましたね、ドラマ「半沢直樹」。

今回の「半沢直樹」は「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」の2本立ての内容でした。

どちらも原作の小説で読んで結末を知っていましたが、ドラマの方は原作には登場しない大和田常務や半沢直樹の妻が登場したり、更には過剰な演出で原作以上に楽しめました。

アルルカンと道化師 池井戸潤

毎週楽しみにしていた半沢直樹ドラマが終わってしまい、半沢直樹ロスを発症してしまい、こりゃアカン!ということで池井戸潤氏の半沢直樹最新作の「アルルカンと道化師」を読んだわけです。

結論を書くと、「アルルカンと道化師」も期待通り、半沢直樹らしいストーリー展開で、超絶面白い作品でした!

「アルルカンと道化師」のあらすじ

描きすぎるとネタバレになるので、簡単に「アルルカンと道化師」のあらすじを紹介します。

物語は、半沢直樹が大阪西支店に赴任中の時代の話です。

ジャッカルという新進IT企業が経営に苦しむ仙波工藝社を、東京中央銀行を介して買収に動くというストーリー。

仙波工藝社に融資をして経営を立て直してあげたい半沢直樹と、ジャッカルの仙波工藝社買収を成立させたい業務統括部長の宝田信介や大阪営業本部次長の和泉康二などの連合軍との対立が始まります。

そして鍵を握るのは、亡き芸術家・仁科譲の代表作「アルルカンと道化師」。

あっと驚く結末に導かれます。

過去の半沢直樹作品にも出たキャラも見どころ

この「アルルカンと道化師」は半沢直樹の大阪西支店赴任中の話ということで、支店長の浅野匡、副支店長の江島浩も登場。

キャラ崩れしておらず、しっかりと浅野匡と江島浩のキャラを保っていました。

浅野支店長は、「アルルカンと道化師」で痛い目にあっているにも関わらず、西大阪スチール(オレたちバブル入行組)の騒動につながるんですね。

浅野支店長は、まったく反省してなかったんですね。

半沢直樹のドラマ前作や原作の「オレたちバブル入行組」を思い出しながら、「アルルカンと道化師」での浅野支店長や江島副支店長の言動や行動を読むのもまた面白い。

予想を裏切る結末!

あんまり書くとネタバレになるので書きませんが、ジャッカルの田沼社長が仙波工藝社を買収したかった謎は、「アルルカンと道化師」がポイントだと読み進んでいたんですよ。

でも謎はそんな単純なものではありませんでした。

予想を裏切られました。そして泣ける友情の話。

詳しく書けないので、まぁ読んでみてください。

まとめ

半沢直樹の前作となる「銀翼のイカロス」が航空業界と政界」をテーマとしたスケールのデカイ話だったので、「アルルカンと道化師」はスケールの小さい話にはなりますが、それはそれで面白い作品に仕上がってます。

「半沢直樹」のドラマや小説が好きならば、「アルルカンと道化師」を読んで後悔はないはず。

「アルルカンと道化師」もドラマ化されると思いますが(してほしい・・・)、大阪西支店時代の話になるので、半沢直樹や浅野支店長は若くないといけない。どうキャスティングするかは難しいかもしれないですね。

半沢直樹 アルルカンと道化師