12月になって随分と冷え込んできました。寒さに強いニホンイシガメも、若干、動きが鈍くなってきたようで、ニホンイシガメの水槽にもヒーターを設置することにしました。
購入したのは、「GEX セーフカバーオートヒーター 160」。SP規格で、W数は160W。水温は26℃をキープ。
ニホンイシガメの水槽はプラスチック製コンテナだが熱で溶けないのか?
ニホンイシガメの水槽にオートヒーターを使うことで一番に気になったのが、ヒーターの熱によって水槽が溶けないかということ。
ニホンイシガメの水槽はプラスチック製コンテナを使用しています。素材はポリプロピレンで耐熱性が100~140℃で、融点は160℃らしい。
100℃を超えるとヤバイ。もちろん、メーカーもプラスチックコンテナや衣装ケースでの使用は推奨していない。
心配ではあったものの、26℃自動保温のオートヒーターなので、水中では26℃以上は超えないはず。カバーもあるのでヒーターが直接ケースに触れるわけでもないので、水中ではケースは溶けないと踏みました。
使い始めて5日ほど経ちますが、とりあえず問題なく使えております。
ただし、水槽フィルター(カメ元気フィルター)で水流は確保しています。
>> ニホンイシガメ室内飼育用にGEXのカメ元気フィルターを設置した結果レビュー
GEX セーフカバーオートヒーター 160は水槽サイズ60cm水容量64L以下
今回購入した「GEX セーフカバーオートヒーター 160」は、160Wで、水槽サイズは60センチ以下、水容量は60L以下の仕様となっています。
現在使用してるコンテナは、内寸は幅約56.5cm×奥行約42.1cm×高さ約32.4cm、水量は20Lほどなので、機能的には申し分ありません。
実際、水温を測定すると27℃ほどでした。
オートヒーターを設置した後、ちょこちょこイシガメ君の様子を見ると、いつも陸場に上がっていて、陸場で寝ている時間が長いように感じました。
水温が26℃ってニホンイシガメには高いのかと心配でしたが、今日は水の中に入って寝ているようなので、26℃で問題はなさそうです。
GEXの「セーフカバーオートヒーター」と「オートヒータースタンディ」の違いは?
GEXのオートヒーターには、買った後に気づいたのですが、「セーフカバーオートヒーター」と「オートヒータースタンディ」があります。
トウブドロガメ用に買ったのは「GEX オートヒータースタンディ」です。
何が違うのかというと・・・名前が違うだけで中身に違いはなさそうです。仕様も同じでした。(もちろん、私が買ったのはW数は違います)
吸盤は役に立たない
残念ながらオートヒーターの吸盤はまったく役に立っていません。20センチクラスのニホンイシガメは、楽々、吸盤を剥がして、ヒーターを動かしています。
トウブドロガメの水槽に設置しているオートヒーターは、ほとんど動いていないですけど。
この辺、トブドロガメとニホンイシガメのパワーの差ですね。まぁ、うちのイシガメ君はレンガも動かすほどパワーがありますからね。
ヒーターが水面から上に出てしまうと危険ですから、水深が深くなるように、水量は多めにした方が良いと思います。
カバーは頑丈
「セーフカバーオートヒーター」のカバーも頑丈な硬いプラスチックで出来ています。20センチクラスのニホンイシガメが噛んでも問題はないでしょう。
カバーが壊れる心配はなさそうです。
部屋のコンセントのW数は大丈夫か?
今回、もう一つ心配だったのが、部屋の電化製品の合計W数。W数が上限を超えると、ブレーカーが落ちたり、最悪、火事になります。
2匹の亀用に、すでにUVライト、ホットスポット用のライト、水槽用フィルター、をそれぞれ2つずつ使っていて、更にオートヒーターを2台つけて大丈夫なのか?
調べてみると、通常は一つの部屋に1500Wは大丈夫なようで、
(UVライト+ホットスポット用ライト+水槽用フィルター+オートヒーター)×2 でも1500w以下なので大丈夫でした。
亀の部屋で、他にW数が高い電化製品を使う予定がある場合は、気をつけた方が良いかもしれません。
ニホンイシガメのオートヒーター設置のまとめ
トウブドロガメの水槽に引き続きニホンイシガメの水槽にもオートヒータを付けたので、とりあえず今年は越冬できそうです。ホッとしました。
家族全員が長時間留守にする場合は、ちょっと心配なので、エアコンで対応することを考えています。
最後に・・・
水槽のヒーターは、衣装ケースやコンテナなどプラスチック製ケースでの使用は推奨されていません。プラスチック製ケースで水槽用ヒーターを使う際には、自己責任で使用するしかありませんので、ご注意を。
落ち着くまで、なかなか時間がかかりますね。
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